ガヤ人形でガヤガヤしてきた! レッドハッカソン オンライン2020 参加レポート
人生二度目のハッカソンに参加してきました〜!(一度目の参加レポートはこちら)
成果物は「ガヤ人形」。最優秀賞とオーディエンス賞をいただきました
作ったのは、勉強会やセミナーでオンライン参加者が遠隔から歓声や拍手を鳴らせるアプリです
仕組みは比較的シンプルながら、
二日間で構想〜実装、発表にたどりつくまでドタバタでした。
まずは着想を投票で審査
イベントのはじめにアイデア発表がありました。
予選のような感じで、投票が多かったアイデアがハックに進めるシステムです。
具体的な技術を準備している人もいれば、その場でアイデアを出す人もいます。
私が出したアイデアは、その場で考えたものでした。
せっかくオンラインでいろんなイベントに参加できるようになったのに、コロナが収束したら元に戻っちゃうのさみしいな〜
という個人的な思いをアイデアの種としました。
正直、技術的な裏付けはまったくなかったので、他のチームに入れてもらう気でいました。
ところが、思いがけず共感してもらえて、チームメンバー3人が集まってくれました。
エンジニアさんひとりという布陣
リアルイベントに参加できる人形、という着想でしたが、あいにくチームに来てくれたエンジニアさんが、大学生フロントエンドの「かつおみ」さんただひとりという事態。(無茶させてすいません!ありがとうございました!!)
いくら企業インターンでアプリを作ったり活躍されている超優秀な方といえど、ひとりのリソースには限界があります。
エンジニアさんに負荷をかけないためにも、やることをできるだけシンプルに、ワンアイデアに絞るように考えました。
UIを作ったらやることがなくなって裁縫をした
1日目の夕方には「遠隔ボタンで歓声を送る」という方向が決まりました。
私がアプリのUIデザインを作っている間に、もうひとりのチームメンバーのかつむらさんが音声データを探してくれて、それをエンジニアのかつおみさんに渡したらあとは「実装よろ!」という感じでやることがなくなりました笑
そこで、電子工作はできなくとも、なんとかしてハード的な実在感もアピールしたいということで検討。
リュック、首輪、マスク、いろいろな装着方法を考えました。(いま思えば、ネームカード型にしてもよかったなー。思いつかなかった。)
そこで、「おでかけ感・遠足感」のある帽子型にしました。
おかしいな、、、家庭科の成績は悪くなかったのに。
2日目はテストとリハーサルでバタバタ
朝の中間発表をしてスライドを作って、とやってるうちにアプリの実装があがってきました。早い!
そこから、リハーサルをしたりスライドを修正したり、発表の準備でドタバタしました。
私がgoogleスピーカーとスマホをBluetoothで同期する方法がわからず、ショボい理由で詰むところでしたが、遠隔で「この設定を押して」「つぎにこのボタンを押して」と指示してもらってなんとか設定完了。
スマホを孫に教わるおばあちゃん状態笑
発表は4分 スライドはコンパクトに
発表時間が短いのは以前の参加で身に沁みていたので、対策しました。
前置きはかっとばして、すぐデモへ行く作戦!
結果的に良い時間配分でした。
ガヤ人形は発表者が楽しんだ
審査員の方にあらかじめQRコードでアクセスしてもらって、デモをはじめると、発表中に歓声や拍手をたくさん鳴らしてもらえました!
「これは、、、想像以上に楽しい!」
オンラインで視聴する参加者のためのツールと考えていましたが、むしろこれは発表者にこそ嬉しいツールかもしれないと思いました。
発表が終わってzoomをミュートにしたあともたくさん鳴らしてもらえました。
ミュート解除するタイミングが掴めなかったのですが、ひとりでニヤニヤ楽しんでいました。
ガヤ人形は、こんど自分が運営する勉強会でも使ってみようと思います!
一行もコードを書かなかったのに忙しかった
今回初めてチームリーダーをやらせてもらって、発表の準備や運営の方とのやりとりもあり、結構忙しかったです。
開発しながらリーダー業務もこなしている方はいっそう大変だっただろうと思います。
他チームもすごかった
印象に残る作品がたくさんありました。
zoom上で、自分の動画にアテレコ
部屋着でも、自分がスーツでプレゼンしてるかのように見せれる!
発表の仕掛けと種明かしが面白かったです!
LINEで声援を送るとスタジアムの風船が膨らむ仕掛け
zoomで画面の誰かが声援を送って、よその画面で風船が膨らんでいくのが見てて面白かったです。今年のシーズン中に、ぜひスタジアムに風船飛ばしたいと思いました。
表情を判定して、うまく顔を作れた人が勝つゲーム
表情筋トレーニングという発想がいい。
LEDの洋服を転送してくれるオンラインショップ
洋服1着で色や柄を変えられたら毎日同じ服を着られて便利!自分の体型とその日の気温にちょうどいい服ってそう何着もなかったりするので、早く実用化してほしい。
テレワークでの仕事ぶりを反映してオフィスで動くガンダム
アイデア段階ではぬいぐるみがやんわり動くイメージでしたが、発表時はかなり激しい動きで驚きでした。
もし次に参加することがあれば
プレゼンの仕掛けは、今思えばもっと工夫できた気がします。
しゃべるのに必死になりすぎた感。
せっかくユーザーに使ってもらえる作品だったので、コールアンドレスポンスみたいに、参加者や会場を巻き込んだプレゼンにすればよかったです。
QRコードをずっと出している発表もあったので、それもいいなーと思いました。
あとは、自分ひとりでも最低限形にできそうな準備を持って参戦することでしょうか。
サーバ、センサー、、、こども向けの簡単なIoTキットでも勉強してみようかな。
二日間楽しかったです!ありがとうございました!