AdobeXDユーザーグループ広島Vol.3 イベントレポート
AdobeXDユーザーグループ広島Vol.3、11/2に開催しました。
おかげさまで40人以上が集まり、セッションとデモンストレーションと懇親会を楽しみました。
今回のビッグゲストは柳谷武さん
前回のXDUGフェスでは短い時間のライトニングトークをしていただきましたが、今回はたっぷり時間をとってお話いただきました。
XDで作られたスライドが、とにかく動く動く!
遷移アニメーションが細やかで、気が利いていて、心地いいんです!
前のページから次のページへ持ち越されるパーツをスッと動かしてやることで、情報としてもわかりやすくなるんですね。真似したいテクニックだと思いました。
これまでFlashなどで培ってこられた経験が、XDのアニメーションに活かされているそうです。こなれた表現力、ため息ものでした。
柳谷さんは広島の宝、、、( ;∀;)
XDって、柳谷さんのために開発されたんじゃないかな(真顔)
デザインパーツを消費しない資産として蓄積している話
XDを会社に導入し、いまではデザインパーツの「品番化」に取り組んでいるそうです。
たとえば「PCデザインでこういうパーツは、スマホレイアウトした時はこうなるよね」というのを、デザイナーが細かく指示しなくても作れる仕組みにしようとしているそうです。
なんだかすごい!
コンポーネントとか、スタイルガイドとかは聞くけど、「品番」というのはなんだか目新しいと思いました。
webサイトの外側までプロトタイピング
柳谷さんの会社では、Googleの検索結果や、SNSの画面をXDのパーツとして用意しているそう。
ユーザーが各SNSのどんなページから、クライアントサイトのどのページにランディングするのか、プロトタイプで検証したりクライアントに説明なさるそうです。
まさにゆーざーえくすぺりえんすでざいん!( ;∀;)
貴重な実例をたくさんご紹介いただいて、感嘆したり、唸ったり、恐れ入ったり、とっても充実したセッションでした!
みなさんの感想も一部ご紹介
・いつ見ても柳谷さんの作るもの全般素敵すぎですね…。本当に尊敬しています。セッション終盤の7→2カラムになる動きが気持ちよすぎて堪らなかったです。ほんと色使いも造形も好きです…いちファンとして堪らないセッションでした…。
・Xdを学ぶことで、プレゼンスキルが上がるなどあらゆる力の向上に繋がることがわかった
・アニメーションの補完やデータの汎用性クライアントとの共有などXDの使いやすさがよく解りました。
後半は寸劇でXDの共有機能をご紹介!
今回はXDの共有機能に焦点をあてたデモンストレーションを企画しました。
どうせやるなら、プロジェクトの一連の流れを見せたい。そこで、スタッフがそれぞれ役柄に分かれて、どんな風に共有機能を使うか、演じてみせることにしました。
寸劇の筋書きは長くてとても紹介できないので、役柄と名ゼリフのみ紹介しますね。
中井:クライアント(nano hairというサロン)の担当者
要件を引き出そうとしても「とにかくカジュアルに」しか言わない困ったちゃん
注目ワード:「おまかせします!」「キレッキレですね!」「もうひとつのカジュアルだったみたいです!」
マスベ:制作会社のディレクター
しっかりしているけど、今回は手強いクライアントに振り回され気味?
XDの共有機能を学びながら、クライアントへプレビューを共有したり、コーダーに開発用に共有したり、みんなをフォローして活躍する。
注目ワード:「おまかせ、は危険ワードだなー」「カンプはあくまで設計図、これから大工さんに入ってもらうんですよ!」
タンタン:制作会社のチーフデザイナー
社内ではただひとりXDを使いこなしている。
XDを推すときは突然TVショッピング調にプレゼンしはじめる。
注目ワード:「それが奥さん!今回ご紹介するAdobeXDはなんと、、、無料!」
やんこ:制作会社のアシスタントデザイナー
XDファイルを「ドキュメントに招待」で受け取る。
チーフデザイナーがXDについて熱く語っている間にチャチャっと下層ページを完成させてしまう
注目ワード:「同時に編集とかできるんですか?」「あ、もうデザインできました」
柳谷(特別出演):クライアント(nano hair)の上司
デザインが完成したあとに登場。自社のブランドイメージを刷新するつもりだと告げる。
注目ワード:「うち、今度ロゴとイメージカラーを変えるんだよね」
ゆきぱんだ:制作会社のエンジニア
XDの「開発用に共有」機能を紹介され、さっそく便利に使いこなす。
注目ワード:「めっちゃ便利〜」「こんなんあったならもっと早く教えてや〜」
溢れ出る「現場あるある」
中井さんの「チャラいポンコツイケメンっぷり」が最高でした。
各シーンには、スタッフが現場で経験してきた「あるあるネタ」をかなり誇張して盛り込みました。
実際の現場では、XDの共有機能をフルに使って制作するプロジェクトはまだ少ないかもしれませんが、部分的にでも役立ててもらえたらと思います。
みなさんの感想(一部抜粋)
・まさかの劇(笑)。まさかの3分クッキングBGM(笑)。まさかのテレビショッピング感(笑)。nano hairでの小芝居(笑)。流れに沿っていて、初心者さんにも分かりやすかったと思います!
・ユーザーグループスタッフさん総出の劇、現場あるあるすぎて楽しめました。楽しいだけでなく、ちゃんと使い方もわかるもので、よく考えられているなーと感心しました。
・とにかくカジュアル!!
懇親会はフリータイム
「就活中で、この会社受けようかと思うんですけど、どうですかね」とか、「いまこんなこと勉強中です」とか、相談や雑談が飛び交っていました。
フリーランス、会社員、デザイナー、エンジニア、学生、子育て世代、それぞれの悩みや思いを交換して励まし合えた、貴重な時間になったと思います。
広島という小さいエリアで、今回も40人もの方が集まってくださいました。
参加者それぞれの、「仲間と勉強したい」というポジティブな気持ちに支えられていると思います。
本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします!
ところでアレ、忘れてませんか?
40人も来てくれたのに、あれ、おかしいな、、、、なんだか数が合わない、、、。
そう、アンケートですよ!
当日は、仲間たちとの交流に忙しかったですよね。
QRコード読んでる場合じゃなかったですよね。
気持ちはよ〜〜〜くわかります。
こちらにご用意しておきましたので、何卒よろしくお願いします!
https://docs.google.com/forms/d/1_Rqge3BP1MlEr4mHXzib9ygD6nWJj8I-2ckyy3XBEos/edit